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...... 2021年04月12日 の日記 ......
■ 《 民族的 》   [ NO. 2021041201-1 ] ch

【 ピアノ五重奏曲 イ長調 Op. 81 】

ドボルザーク,アントニン 〔チェコ〕
(1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳溢血



ドボルザークは五重奏曲を5曲書いている。

       弦楽五重奏曲 ヘ短調 Op. 1
       ピアノ五重奏曲 第1番 イ長調 Op. 5 (1872)
       弦楽五重奏曲 ト長調 Op. 77
       ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 Op. 81(1887)
       弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op. 97

「ピアノ五重奏曲 イ長調」は46歳の円熟期の
作品で、名作として知られている。
すでに国際的な名声をにない、また優れた作品を
相次いでだした時代である。

旋律美と地方色と楽器用法の巧さと、円熟した
彼の長所が発揮されていて、第2楽章は
ドボルザークが好んだ物語的な性格をもった
「ドゥムカ」(ロシアやボヘミアの民謡の哀歌)は、
スラブ民族的な哀調と熱情が人をひきつける
美しい楽章である。

ボヘミアの民族舞曲の「フリアント」
(強いアクセントのつく急速度の活発な舞曲)
が 使われた第3楽章は、激しいフシと
甘美なフシとが交互に現れる。

1888年1月6日にプラハの市民クラブ会館で
初演された。

       第1楽章 Allegro ma non tanto
       第2楽章 Dumka : Andante con molto
       第3楽章 Scherzo(Furiant): Molto vivace
       第4楽章 Finale: Allegro



(ピアノ)メナヘム・プレスラー
エマーソン弦楽四重奏団
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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