【 ピアノ五重奏曲 イ長調 Op. 81 】
ドボルザーク,アントニン 〔チェコ〕 (1841.09.08〜1904.05.01) 62歳 脳溢血
ドボルザークは五重奏曲を5曲書いている。
弦楽五重奏曲 ヘ短調 Op. 1 ピアノ五重奏曲 第1番 イ長調 Op. 5 (1872) 弦楽五重奏曲 ト長調 Op. 77 ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 Op. 81(1887) 弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op. 97
「ピアノ五重奏曲 イ長調」は46歳の円熟期の 作品で、名作として知られている。 すでに国際的な名声をにない、また優れた作品を 相次いでだした時代である。
旋律美と地方色と楽器用法の巧さと、円熟した 彼の長所が発揮されていて、第2楽章は ドボルザークが好んだ物語的な性格をもった 「ドゥムカ」(ロシアやボヘミアの民謡の哀歌)は、 スラブ民族的な哀調と熱情が人をひきつける 美しい楽章である。
ボヘミアの民族舞曲の「フリアント」 (強いアクセントのつく急速度の活発な舞曲) が 使われた第3楽章は、激しいフシと 甘美なフシとが交互に現れる。
1888年1月6日にプラハの市民クラブ会館で 初演された。
第1楽章 Allegro ma non tanto 第2楽章 Dumka : Andante con molto 第3楽章 Scherzo(Furiant): Molto vivace 第4楽章 Finale: Allegro
(ピアノ)メナヘム・プレスラー エマーソン弦楽四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|