【 ソナチネ Op. 151 】
ディアベリ,アントニオ 〔墺〕 (1781.09.06〜1858.04.07) 76歳
古典派の作曲家のディアベリはザルツブルグで生まれ、 163年前の4月7日にウィーンで76年の生涯を閉じた。
少年時代を聖歌隊で過ごし、ラテン語学校を出てから 修道院の僧侶になったが、22歳のときに還俗し 音楽の勉強を始めた。
多くの作品を作曲したり、ピアノやギターの教師を して財を蓄え、43歳のときに音楽出版社の ディアベリ商会をおこし、ベートーベン、ツェルニー、 シューベルトなどの作品を続々出版した。
自分の作品を主題とする変奏曲を、各作曲家に 依頼して出版する営業政策をとり、ベートーベンが 作曲したディアベリのワルツを主題とした 「33の変奏曲」作品120は、その名を知られている。
ピアノ演奏の教材として使われている第1巻と 第2巻の「ソナチネアルバム」は、古典派の 作曲者のソナチネを集めたものだが、 「ソナチネアルバム第2巻」に、ディアベリの ソナチネ3曲がおさめられている。
ソナチネ ト長調 作品 151-1 ソナチネ ハ長調 作品 151-2 ソナチネ ヘ長調 作品 151-3
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