[PREV] [NEXT]
...... 2021年03月29日 の日記 ......
■ 《 最初の協奏曲 》   [ NO. 2021032901-1 ] co

【 ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op. 19

ベートーベン,ルードヴィヒ・ヴァン 〔独〕
(1770.12.16〜1827.3.26)  56歳    



ベートーベンの作曲した協奏曲の数は、
モーツァルトに比べるとぐっと少ない。
「ピアノ協奏曲」が5曲と「ヴァイオリン協奏曲」と
「ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲」
だけである。

そのいずれも中期の時代に書かれているが、
それは耳の病のためであった。
ベートーベンは優れたピアニストだったので、
自分で演奏するために書いていたが、
晩年はそれが出来なくなってしまった。

ピアノ協奏曲第2番は、第1番よりも先に作曲したが、
出版が逆になり最初の作品が第2番になった。
それ以前に作品番号のない「変ホ長調」と
「ニ長調」のものもあり、「変ホ長調」は
14歳のときの作品で、父親が2歳少なく年齢を
偽っていたため、12歳ということになっていた。

第2番変ロ長調は24歳のときの作品で、
若々しく、柔らかみが感じられ、モーツァルト
ハイドンのおもかげがちらつく。

貴族の私邸での演奏を想定していたようで、
オーケストラの編成は小さい。

ベートーベンは、この曲を1795年3月29日に
行なわれた演奏会で、ピアノ協奏曲の独奏者として
ウィーンにデビューし、聴衆の喝采をあびた。

        第1楽章 Allegro con brio
        第2楽章 Adagio
        第3楽章 Rondo: Molto allegro



(ピアノ)ウラディーミル・アシュケナージ  
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ズービン・メータ         
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: