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...... 2021年03月20日 の日記 ......
■ 《 ピアノの機能革新 》   [ NO. 2021032001-1 ] s

【 ピアノ・ソナタ 変ホ長調「別れ」Op. 44 】

ドゥシェク,ヤン・ラディスラフ 〔チェコ〕
(1760.02.12〜1812.03.20) 52歳



作曲家、ピアニストのドゥセックは、ボヘミアの
チャースラフで生まれた。
ドゥセック家は祖父の代から音楽家が多く、
ヤン・ラディスラフは「大ドゥセック」と
呼ばれていた。

余生はフランスとプロイセンで過ごした。
ドゥセックは美男のピアニストとして活躍し、
数々の浮き名を流したが、晩年は容姿が崩れて
醜く太り、ピアノの鍵盤に手が届かなくなり、
酒びたりの日々を送り、寿命を縮め209年前の
3月20日にフランスで世を去った。
波瀾万丈の一生は52歳で閉じられた。

母親と妻はハープ奏者だったので、二人のために
ハープの作品も作曲している。
マリー・アントワネットからも高く評価を得ていた。

ドゥセックは、古典派ながらロマン派の香りを
感じさせるピアノ曲の作曲家の重要な
先駆者だが、ピアノの機能革新に貢献した。

美男のピアニストだったので、演奏中に美しい
横顔を愛でることができるよう、舞台上のピアノを
横向きに配置することを始めた最初のピアニストだった。

彼は優美で繊細な作品を書いたが、
「ピアノ・ソナタ 変ホ長調」は、1800年に
クレメンティ社から出版され、クレメンティに
献呈された。

    第1楽章 Introduzione: Grave - Allegro moderato
    第2楽章 Molto adagio e sostenuto
    第3楽章 Tempo di minuetto più tosto Allegro
    第4楽章 Rondo: Allegro moderato ed espressivo



(ピアノ)マルクス・ベッカー
    ♪ 私が聴いた音源 ♪





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