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...... 2021年03月10日 の日記 ......
■ 《 オネゲルの田園交響曲 》   [ NO. 2021031001-1 ] sy

【 交響曲 第4番「バーゼルの歓び」】

オネゲル,アルテュール 〔スイス〕
(1892.03.10〜1955.11.27) 63歳



オネゲルの両親はフランスに住むスイス人で、
二人の間に123年前の3月10日フランスの港町
アーヴルで生まれた。

彼は、チューリヒの音楽学校に入学したが、
その後パリのコンセルヴァトワールでも学んだので、
2つの文化を吸収した。

フランスのドビュッシーやラベルを好んで、
巨匠たちに敬意を示したが、他方ではワーグナーや
シュトラウスの影響も受けていた。
そしてドイツの巨匠ベートーベンやブラームスに
ついても深く研究し学んだ。

オネゲルは、5つの交響曲を作曲した。
第1番は、ボストン交響楽団創立50周年のために、
第2番は、スイス・バーゼル室内管弦楽団創立
10周年記念のために、第4番は、同室内管弦楽団
創立20周年記念のために書かれた。

       交響曲 第1番(1931年)
       交響曲 第2番(1941年)
       交響曲 第3番(1946年)「典礼風」
       交響曲 第4番(1946年)「バーゼルの歓び」
       交響曲 第5番(1950年)

明るい響きの「交響曲 第4番」は、バーゼル郊外の
シェーネンベルクの美しい風景に触発されて
書かれ作品で、「オネゲルの田園交響曲」と
呼ばれることもある。
スイスの民謡が使われている。

      第1楽章 Lento e misterioso-Allegro
      第2楽章 Larghetto
      第3楽章 Allegro



(管弦楽)バーゼル室内管弦楽団   
(指揮) クリストファー・ホグウッド
       ♪ 私が聴いた音源 ♪



 

【 交響曲 第3番「典礼風」】

「第3番」は1946年に完成した。
オネゲルの深い信仰心が感じられる作品で、
カトリックの典礼からとられた標題が
つけられている。

      第1楽章 Allegro marcato(怒りの日)
      第2楽章 Adagio(深い淵からあなたを叫ぶ)
      第3楽章 Andante(我らに安らぎを与えたまえ)



(管弦楽)バイエルン放送交響楽団
(指揮) シャルル・デュトワ  
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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