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...... 2021年03月06日 の日記 ......
■ 《 式典曲 》   [ NO. 2021030602-1 ] v

【 ハンガリー詩篇 】

コダーイ,ゾルターン 〔ハンガリー〕
(1882.12.12〜1967.03.06) 84歳



1歳年上のバルトークと共に、近代ハンガリー音楽を
築いたコダーイは、ケチュケメートで生まれたが、
父が鉄道官吏管だったため、一家は
ハンガリー国内を転々と移り住んだ。

両親とも音楽好きで、父はヴァイオリンを
母はピアノを弾いたので、コダーイは幼い頃から
ハイドンやモーツァルトの室内楽を耳にして育った。

コダーイの生涯は、作曲とマジャール(ハンガリー)
民謡の研究、その民謡に基ずく国民的な音楽教育の
3つの大きな分野に捧げられた。

1905年ごろから、コダーイはバルトークと共に
民謡採集の旅をしている。

晩年は、国際音楽教育(ISME)の会長としても
活躍し、 54年前の3月6日、ブダペストで
84年の生涯を閉じた。

ハンガリーの首都ブタペストは、ドナウ河をはさんで
ブタとペストの二つの町が合一したものだが、
1923年に首都50年式典のために、ハンガリーの
中堅作曲者3名に新作を委嘱され、次の曲を作曲した。

ドホナーニ=「祝典序曲」  
バルトーク=「舞踊組曲」  
コダーイ=「ハンガリー詩篇」

3曲は、ブタペストで行なわれた11月19日の
式典の音楽会で、ドホナーニの指揮により
初演された。

「ハンガリー詩篇」のテキストの作者は、
十六世紀にコダーイの故郷ケチュケメートに
住んでいた無名の宗教詩人の
ミハーイ・ヴェーグという僧で、聖書の
詩篇第55をもとにしたものである。



(テノール)エンドレ・ロスラー  
(合唱)  ブダペスト合唱団   
(管弦楽) ハンガリー国立管弦楽団
(指揮)  ゾルタン・コダーイ  
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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