 【 バレエ音楽「レ・シルフィード」】
ショパン,フレデリック・フランソア 〔ポ〕 (1810.3.1〜1849.10.17) 39歳 結核

ショパンは211年前の3月1日にポーランドの首都 ワルシャワ近郊のスカルベック伯爵夫人の 所有地であるジェラゾーヴァ・ヴォラで生まれた。
フランス人の父が、伯爵家のフランス語の 家庭教師として住み込んでいたためである。 母は伯爵夫人の遠縁にあたり、古いポーランドの 貴族出で、家政婦として働いていた。
2人の間には、4人の子どもが生まれたが、 ショパンは姉と妹2人の間の長男だった。 父はその後伯爵家を出て、学校の フランス語教師として一生を終えた。
優美な音楽と、ミハイル・フォーキンの 幻想的な振付けによる「レ・シルフィード」は、 一定したあらすじがない。
このバレエは1幕で、ただ月光の冴える森の 湖畔を舞台に、シルフィード(風の精)たちが 飛び回る姿を中心としている。
ショパンの死の60年後に10のピアノ曲を 数人の編曲者によって管弦楽に編曲し、 組み合わせたものである。
別名は「ショピニアーナ」という。
第1曲 前奏曲 第7番 作品28-7 第2曲 夜想曲 第10番 作品32-2 第3曲 ワルツ 第11番 作品70-1 第4曲 マズルカ 第23番 作品33-2 第5曲 マズルカ 第44番 作品67-3 第6曲 前奏曲 第7番 作品28-7 第7曲 ワルツ 第9番 作品69-1「別れのワルツ」 第8曲 前奏曲 第7番 作品28-7 第9曲 ワルツ 第7番 作品64-2 第10曲 ワルツ 第1番 作品18「華麗なる大円舞曲」
1909年6月2日にパリのシャトレ座で 「バレエ・リュス」によって初演された。

ー 管弦楽編 ー
(管弦楽)フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ロバート・アーヴィング ♪ 私が聴いた音源 ♪
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