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...... 2021年02月19日 の日記 ......
■ 《 習作 》   [ NO. 2021021901-1 ] sy

【 交響曲 第3番 ニ長調 D.200 】

シューベルト,フランツ・ペーター 〔墺〕
(1797.01.31〜1828.11.19) 31歳 チフス



シューベルトは14曲の交響曲の作曲を試みた。
しかし、6曲は未完であることから、
「未完成交響曲」意外には番号はつけられていない。
NHKが国際シューベルト協会の番号付けに
合わせているので一般的だが、元々付けられた
番号のままでとの考え方も多くあるようだ。

「第1番」から「第3番」までは、シューベルトの
若いころの作品で、習作であるため特殊の
立場からならばともかく、鑑賞者の立場からならば
問題にならないともいわれることもある。

      第1番 ニ長調 D82  (1813年)
      第2番 変ロ長調 D125 (1814年)
      第3番 ニ長調 D200  (1815年)
      第4番 ハ短調 D417  (1816年)「悲劇的」
      第5番 変ロ長調 D485 (1816年) 
      第6番 ハ長調 D589  (1817年)
      第7番 ロ短調 D759  (1822年)「未完成」
      第8番 ハ長調 D944  (1828年)「ザ・グレート」

一番短い第3番は18歳の作品で、
モーツァルトやハイドンの影響を受けているが、
民謡との関係もある。

初演は、 シューベルトの死の53年後になる
1881年2月19日にロンドンでの
「水晶宮コンサート」で行なわれた。

      第1楽章 Adagio maestoso-Allegro con brio
      第2楽章 Allegretto
      第3楽章 Menuetto : Vivace
      第4楽章 Presto Vivace

D番号ー=ドイチェ番号

モーツァルトのケッヘル番号ほど一般には
知られていないが、シューベルトの作品は、
作品番号が作曲年代順についてなかったため、
後にオーストラリアの音楽学者のドイチェが
ほぼ作曲年代順に並べかえて番号をつけた。
ドイチェの頭文字Dを前につけた数字によって、
この番号が示されている。



(管弦楽)ヨーロッパ室内管弦楽団
(指揮) クラウディオ・アバド 
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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