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...... 2021年02月18日 の日記 ......
■ 《ヴェリズモ・オペラ》   [ NO. 2021021801-1 ] o

【 オペラ「ルイーズ」】

シャルパンティエ,ギュスターヴ 〔仏〕
(1860.06.25〜1956.02.18) 95歳



シャルパンティエは、ナンシー北部のデューズで
銀行家の家に生まれ、65年前の2月18日に
パリで95年の生涯を閉じた。

パリ音楽院でマスネーに作曲を学び、27歳のときに
カンタータ「ディドン」でローマ大賞を受賞し、
3年間ローマに留学した。

最初に書いた作品は、サン=サーンから激賞を受けた
交響詩「ナポリ」だが、ローマ滞在中に「ナポリ」を
終曲とする5つの楽章を書いた。
『感傷的で、絵画的な交響曲』と副題がつけられた
交響詩「イタリアの印象」を完成させ名声を高めた。

帰国後に完成したのが、作曲者自身の台本による
4幕のオペラ「ルイーズ」だが、
彼は「音楽物語」と呼んでいる。

この作品は、主人公ルイーズと芸術家の恋人
ジュリアンとの恋物語だが、フランスにおける
最初のヴェリズモ(現実派)オペラと
見なされることがある。

「ルイーズ」は1900年2月2日にパリの
オペラ・コミック座で二十世紀最初に上演された
新作オペラとなったが、
それが初演で大成功を博した。

音楽は明快な抒情性にあふれているが、
第3幕で歌われるアリア「私が身を委ねた日より」は、
特に有名である。



* 貴方に身を委ねた日から *

(ソプラノ)エカテリーナ・シウリーナ   
(管弦楽) カウナス市交響楽団      
(指揮)  コンスタンティン・オルベリアン
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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