[PREV] [NEXT]
...... 2021年02月14日 の日記 ......
■ 《 イタリア古典歌曲 》   [ NO. 2021021402-1 ] v

【 歌曲「愛の喜び」】

マルティーニ,ジャン・ポール・エジド 〔独〕
(1741.08.31〜1816.02.14) 74歳



「愛の喜び」このアリア1曲で有名になっている
マルティーニは、ドイツのフライシュタットで生まれた。
父は学校教師、母はオルガニストだったが、
6歳のときに死別した。

本名はシュヴァルツェンドルフだが、
19歳のときにフランスのナンシーに移住し、
ここで名前をイタリア風にマルティーニと改めた。
後にパリに出て活躍し、多くの教会音楽の他、
12の歌劇を残した。

彼の最後の作品となった「ルイ十六世のための
「レクイエム」の初演の3週間後の2月14日に
パリで世を去った。

同時代のイタリアの作曲家ジャンパティスタ・
マルティーニ(1706〜1784)と区別して
彼は「ドイツ人のマルティーニ」と呼ばれた。

イタリア古典歌曲中の名作「愛の喜び」は、
フランス語の歌詞で歌われることも多い。
失恋した男の気持ちをうたった甘く美しい歌で、
ロマンティックな情緒がうかがえる。



愛の喜びはただ一時で
愛の苦しみは一生続く
不誠実なシルヴィアなど
忘れてしまおう
彼女はもう私を捨てて
他の恋人へ走った・・・



(メゾ・ソプラノ)ジャネット・ベイカー
(管弦楽) アカデミー室内管弦楽団  
(指揮)  ネヴィル・マリナー    
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: