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...... 2021年01月13日 の日記 ......
■ 《 ベートーベンの弟子 》   [ NO. 2021011301-1 ] ch

【 ピアノ五重奏曲 ロ短調 Op. 74 】

リース,フェルディナンド  〔独〕
(1784.11.28〜1838.01.13) 53歳



ピアニスト、指揮者でもあったリースは
ベートーベンの生地のボンで、ベートーベンが
生れた14年後に音楽一家の息子としてで生まれた。

家族には宮廷音楽家が多く、リースの父親は
若き日のベートーベンに音楽を教えた。
後にリースは、父からの紹介状を持って、
ウィーンを訪れ、ベートーベンからピアノを教わった。

リースは、師の回想録を出版しているが、
1804年にナポレオンが皇帝に即位したことを
耳にしたときに、ベートーベンが
「あの男も要するに俗人であった。あれも
自分の野心を満足させるために、民衆の権利を
踏みにじって、だれよりも暴君になるだろう」
と叫んだということになっているが、
これは、リースが伝えるところによるものである。

183年前の1月13日に、フランクフルトで
53年の生涯を閉じている。

作品は、8つの交響曲、8つのピアノ協奏曲、
18曲にも及ぶピアノソナタ、室内楽曲など幅広い
作品を残している。

「ピアノ五重奏曲 ロ短調」は、シューベルトが書いた
「ピアノ五重奏曲“鱒”」と同じように、ピアノと
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの
5つの弦楽器で演奏される。

ピアノ書法など、すでにロマン的な作風を示していて
魅力的な作品である。

     第1楽章 Grave - Allegro con brio
     第2楽章 Larghetto
     第3楽章 Rondo: Allegro - Andantino - Allegro



* ウィーン・ピアノ五重奏団 *

(ピアノ)  フォゥグ・浦田洋子    
(ヴァイオリン) ペーター・ヴェヒター 
(ヴィオラ) ヘルムート・ワイス    
(チェロ)  ヨァゲン・フォゥグ    
(コントラバス) ユーレック・デュバール
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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