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...... 2021年01月11日 の日記 ......
■ 《北欧の春》   [ NO. 2021011101-1 ] s

【 春のささやき Op. 32の3 】

シンディング,クリスチャン 〔ノルウェー〕
(1856.01.11〜1941.12.03) 85歳



シンディングは、ノルウェーの生んだグリーグに続く
秀でた重要な作曲家で、ノルウェー音楽の
黄金時代の偉大な作曲家の一人と考えられている。

165年前の1月11日コングスブルグで生まれた。
最初バイオリンを学んでいたが、ライプチヒ音楽院に
入学してから作曲に取り組み始めた。
ライプチヒ音楽院は、メンデルスゾーンによって
1843年に設立され、シューマンやレーガー、
グリーグなども教えていた。

彼の作品は、グリーグ風な国民主義的色合いを持つが、
グリーグほど民族性は強くあらわれていない。
交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽、歌曲など
広範囲にわたってかなり多くの作品を残しているが、
このピアノ曲が特に有名である。

1896年に作曲されたこの曲は、
「六つのピアノ小品」作品32の第3曲で、
ささやきのような分散和音に包まれて、
優しい旋律が弾き出され、北欧の憧れの
春の到来が描かれているようだ。



(ピアノ)ヘルネ・アントゥーニ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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