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...... 2021年01月10日 の日記 ......
■ 《 早熟な天才 》   [ NO. 2021011001-1 ] e_ch

【 3楽章の組曲 Op. 116 】

ゴダール,バンジャマン・ルイ・ポール 〔仏〕
(1849.08.18〜1895.01.10) 45歳



早熟な天才だったゴダールは、パリで生まれ、
パリ音楽院でヴァイオリンと作曲を学び、
優雅で親しみやすい室内楽、ピアノ曲、歌曲などを
作曲していたが、29歳のときにパリ市の
作曲コンクールで「劇的交響曲」(Le Tasso)が
1位に入賞して、作曲者として知られるようになった。

しかし、あまりに早くもてはやされ過ぎたからか
大成せず、カンヌで45年の生涯を閉じた。

ブライトン出身のブリッジは、作曲家、弦楽奏者、
指揮者として活躍し、126年前の1月10日に
イーストボーンで生涯を閉じた。

フランス印象主義の影響を受けた斬新な
作品を残しているが、独自の前衛音楽を貫いた
こともあって、作曲家として孤立していたため、
ほとんど顧みられなかった。

ブリテンの師として有名で、彼の才能に驚き、
自ら指導をかって出たほどで、ブリッジの
厳しい薫陶は、作曲家としてのブリテンに
大きな影響を与えたといわれている。

ブリッジの作品は、R・シュトラウスやラベル、
ストラヴィンスキーなどの影響を受けた作風で、
多くのオーケストラ曲やピアノ曲を残している。

一時期は弦楽四重奏団のメンバーとして
活躍していて、弦楽器のための作品も
多く作曲している。

「3楽章の組曲 Op. 116」はゴダールが
得意とした、サロン風のフルートとピアノの作品で、
第2楽章のIdylleは、牧歌とか田園曲という意味。

         第1楽章 Allegretto
         第2楽章 Idylle
         第3楽章 Valse



(フルート)ウィリアム・ベネット   
(管弦楽) イギリス室内管弦楽団   
(指揮)  スチュワート・ベロフォード
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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