[PREV] [NEXT]
...... 2020年12月01日 の日記 ......
■ 《 ブラームスの子守歌 》   [ NO. 2020120101-1 ] v

【 子守歌 Op. 49-4 】

ブラームス,ヨハネス 〔独〕
(1833.05.07〜1897.04.03) 63歳 肝臓病



ブラームスは生涯に約300曲の歌曲を残している。
「子守歌」はブラームスの歌曲の中で
最も通俗的な有名な曲といえる。

ブラームスは25歳のころ、ハンブルクで
女声合唱団の指揮をしていたが、そのとき
歌の上手な ベルタ・ファーバーと親しくしていた。
それから10年後、ファーバーが次男を生んだことを聞き、
お祝いに作曲し贈呈したのが「子守歌」である。

ウィーン風のワルツを好んで歌っていたことを
思い出したブラームスは、そのワルツを
ピアノ伴奏に使い、それに旋律をつけた。

「5つのリート 作品49」の第4曲に使われていて、
1869年12月22日にウィーンで初演されている。

歌詞は、ゲオルク・シュラーの「絵入りドイツ子供読本」の
童謡から、改作して取り入れた。
子どもを優しく愛撫するような切分音の伴奏に
おだやかにゆりかごを揺さぶりながら
眠りにつかせる歌声をおいている。



子守歌

おやすみよ 
薔薇の屋根に石竹の飾りの中に
明日の朝 
神さまが起こしてくださるまで

おやすみよ
天の使いに守られて
お使いたちは夢の中で 
幼いキリストの木をみせてくださる
楽しくやすんで 
天国の夢をみなさい

(歌詞大意)



(合唱)マウルブロン室内合唱団
(指揮)エルゲン・ブッダイ  
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: