[PREV] [NEXT]
...... 2020年11月29日 の日記 ......
■ 《 古典的 》   [ NO. 2020112901-1 ] e_ch

【 弦楽四重奏曲 第9番 二短調 】

ドニゼッティ,ガエターノ 〔伊〕
(1797.11.29〜1848.04.08) 50歳



オペラ作曲家として名高いドニゼッティは、
223年前の11月29日に、イタリアのベルガモで生れた。
ボローニャ音楽院で学んだ後、軍隊に志願し
入隊したが作曲活動は続けた。

十九世紀後半のイタリアオペラといえば、
ヴェルディがあげられるが、十九世紀前半を代表する
三羽ガラスとして、 機知に富んだオペラを書いた
ロッシーニと、旋律重視の抒情オペラを書いた
ベリーニ、その影響を受けてロマン派歌劇の
開拓者となったドニゼッティがあげられる。

上演されていない作品を含め、生涯に70曲以上の
オペラを書いたと言われている。
筆の速さは有名で、ロッシーニが歌劇
「セビリアの理髪師」を13日で仕上げたと聞いた人が、
「オペラとはそんなに早く書けるものですか?」
とドニゼッティにたずねたところ、
「ロッシーニは怠け者だからそんなにかかるのさ」
と答えたといわれる。

ドニゼッティはオペラの他にも幅広い分野の
作品を残している。
弦楽四重奏曲は、未完のものを含めると
およそ20曲作曲している。

1821年に書いた「弦楽四重奏曲 第9番」は、
ハイドンのスタイルを踏襲した古典的な
4つの楽章からなる。

        第1楽章 Allegro
        第2楽章 Larghetto
        第3楽章 Minuetto : Allegro - Trio
        第4楽章 Allegro vivace



(管弦楽)オーベルニュ室内管弦楽団  
(指揮) ジャン=ジャック・カントロフ
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: