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...... 2020年11月28日 の日記 ......
■ 《 ロシア初の世界的ピアニスト 》   [ NO. 2020112801-1 ] e_co

【 ピアノ協奏曲 第4番 ニ短調 Op. 70 】

ルビンシティン,アントン・グレゴリエヴィチ 〔露〕
(1830.11.28〜1894.11.20) 64歳



父がポーランド系ユダヤ人、母はドイツ系
ユダヤ人のルビンシティンは、190年前の
11月28日にペサラビアのボドリア地方にある
ヴェフヴォティネツで生まれた。
生後間もなく、一家とともにモスクワに移り住んだ。

8歳からピアノを学び、9歳で公開演奏をしている。
10歳のとき、パリで当時29歳のリストに
教えを受け、ショパンにも接している。

十九世紀ロシア最大のピアニストである
ルビンシティンは、作曲家、指揮者としても活躍し、
ロシアの交響楽運動の創始者として、ヨーロッパの
音楽的伝統をロシアに移植し、ロシア音楽の水準を
専門的な高さに引き上げ、ロシア音楽の
アカデミズムを確立した音楽家として、
その功績は高く評価されている。

1862年にロシア最初の専門的な音楽教育機関の
ペテルブルグ音楽院を創設し、院長となった。
1854年に新設のモスクワ音楽院の
院長となったのは、弟のニコライで、
チャイコフスキーとは友人関係だった。

1872年には、名ヴァイオリニストの
ヴィエニャフスキーと組んでのアメリカ演奏旅行は、
大盛事として知られている。

ルビンシティンは、5曲の「ピアノ協奏曲」を
書いているが1864年に作曲した
「ピアノ協奏曲 第4番」は3楽章からなり
ロシアの雰囲気とドイツロマン派の雰囲気を持っている。

         第1楽章 Moderato assai
         第2楽章 Andante
         第3楽章 Allegro



(ピアノ)シューラ・チェルカスキー     
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ロリン・マゼール         
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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