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...... 2020年11月22日 の日記 ......
■ 《唯一のピアノ協奏曲》   [ NO. 2020112201-1 ] e_co

【 ピアノ協奏曲 Op. 13 】

ブリテン,エドワード・ベンジャミン〔英〕
(1913.11.22〜1976.12.04) 63歳



現代イギリスの代表的作曲家、指揮者のブリテンは、
107年前の11月22日に歯科医の父と、ソプラノ歌手の
母との間に、サフォーク州のローストフトで生まれた。

音楽の才能は母親から受け継いだが幼時から
楽才を示し、9歳で最初の弦楽四重奏曲を書いている。

ロンドンの王立音楽院を卒業後は、生活のために
記録映画の音楽を担当したり、多方面に活躍した。
しかし、彼は反軍国主義、反戦主義を貫き、
1939年にヨーロッパの不穏な
国際情勢をさけてアメリカに渡った。
1942年には第二次世界大戦下のイギリスに戻り、
盛んな作曲活動を行った。

彼の作風は、技法的には保守的であるが、色彩的な
管弦楽法と表出力に感覚的な鋭さを見せている。

彼は兵役を拒否したり、テノール歌手の
ピーター・ピアーズとの同性愛を生涯貫いたりして、
常に社会と摩擦を起こし、反抗の姿勢を弱めなかった。

ピアニストでもあったブリテンが、1938年に作曲した
「ピアノ協奏曲 作品13 」は「ピアノ協奏曲 第1番」
としてブリテン自身のピアノで初演されたが、
第2番は作曲しなかったので、番号は削除された。

4楽章からなるが、第3楽章と第4楽章は
続けて演奏される。

    第1楽章 Toccata: Allegro molto e con brio
    第2楽章 Waltz : Allegretto
    第3楽章 Impromptu: Andante lento
    第4楽章 March: Allegro moderato - Sempre a la marcia



(ピアノ) レイフ・オヴァ・アンスネス
(管弦楽) バーミンガム市交響楽団  
(指揮)  パーヴォ・ヤルヴィ    
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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