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...... 2020年11月14日 の日記 ......
■ 《 西部劇の主人公 》   [ NO. 2020111401-1 ] e_or

【 バレエ組曲「ビリー・ザ・キッド」】

コープランド,アーロン〔米〕
(1900.11.14〜1990.12.02) 90歳



二十世紀のアメリカを代表する作曲家の
コープランドは、ユダヤ系ロシア人の両親のもとに
120年前の11月14日にブルックリンで生まれた。
家庭も土地の環境も音楽的ではなかったが、
13歳のころから音楽を学び始め、
15歳で作曲家を志した。

21歳のときにフランスに留学し女性教師、
指揮者のナディア・ブーランジェに学んだ。
このことは、後進的な不毛の土地に生まれた
コープランドに、重大な転機を与えた。

その後、前衛的な作品や、ジャズに影響を受けた
作品を作っていたが、30歳を過ぎると
よりアメリカ的な要素を取り入れた作品を
作曲するようになった。
音楽教授、評論家、指揮者としても活躍した。

1938年に作曲した「ビリー・ザ・キッド」は、
コープランドの有名な三大バレエの最初の作品だが、
1932年に舞踏交響曲の原型の「グローブ」を
作曲しているので、厳密には2作目になる。

「ロデオ」 1942年    
「アパラチアの春」1944年

アメリカ西部の悪漢ビリー・ザ・キッドを取り上げ、
西部の民謡(カウボーイの音楽)を用い、アメリカの
典型的な民族バレエとしたものである。

第1曲 果てしない大平原  
第2曲 開拓者の町の通り  
第3曲 夜のカルタ遊び   
第4曲 拳銃の戦い     
第5曲 ビリー逮捕後の祝賀会
第6曲 ビリーの死     
第7曲 再び果てしない大平原



(管弦楽)ワシントン・ナショナル交響楽団
(指揮) ジャナンドレア・ノセダ    
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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