【 チェロ協奏曲 第3番 ハ長調 】
シュターミッツ,カール 〔独〕 (1745.05.07〜1801.11.09) 56歳
マンハイム楽派の開祖である父ヨハンの 長男として、マンハイムで生れたカールは 父から音楽教育を受けた。
1762年から1770年にかけて、マンハイムの 宮廷楽団で、9歳下の弟のアントンと共に ヴァイオリン奏者として活動している。
その後二人はパリでも活躍したが、 アントンが同地で居を構えたので、 カールはプラハやロンドンでも暮らした。
作曲家としては、古典派様式の交響曲や 協奏曲、室内楽曲などの作品を多くを残しており、 その作風は父のヨハンを受け継ぎ、 特に協奏的交響曲の分野に発展に功績があった。
「チェロ協奏曲 第3番」は、1777年の作品。
第1楽章 Adagio moderato 第2楽章 Andante grazioso 第3楽章 Rondeau: Allegretto
〔マンハイム楽派〕
十八世紀中頃から後半にかけて マンハイムで活躍した楽派。 音楽を愛好していたプファルツ・バイエルンの 選帝侯カール・テオドール(1724〜1799)が 宮廷を置いたときに作られた 宮廷楽団を 中心に作曲家たちが活躍した。
(チェロ)ヴェルナー・マツケ (管弦楽)コンチェルト・ケルン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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