【 喜歌劇「ロシア皇帝と船大工」】
ロルツィング,アルベルト 〔独〕
（1801.10.23〜1851.01.21） 50歳
ドイツのオペラ作曲家のロルツィングは、
２１９年前の１０月２３日にベルリンで生まれた。
両親は俳優で、彼も１９歳のときに役者として
舞台に立ったので、舞台上での経験は豊富だった。
正規の音楽教育は受けなかったが、
ライプツィヒ歌劇場でテノールやバリトン歌手を
つとめながらオペラを書き、次いで指揮者として
ドイツ、オーストリアで自作を上演した。
３幕からなる「ロシア皇帝と船大工」は、
１８３７年に作られ、その年の１２月に初演された。
ドイツのコミック・オペラの傑作の一つとして
現在も上演されている。
設定は１６９８年のオランダのザールダム
第１幕 造船所
第２幕 居酒屋
第３幕 ザールダム市庁舎の大ホール
ピョートル大帝が自国経済の発展のために
必要と信じた、第一級の知識や技術を習得するため、
職人としてドイツやオランダ、イギリスを
渡り歩いたという逸話に基づいている。
身分を隠したペーター・ミヒャエロフ（ロシア皇帝）と
軍隊を脱走してきたペーター・イワノフ（ロシア人船大工）
ザールダムの市長ヴァン・ベット、
市長の姪のマリー（ペーター・イワノフの恋人）が
登場する喜歌劇である。
（合唱） スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
（管弦楽）スロヴァキア放送交響楽団
（指揮） ヨハネス・ヴィルトナー
♪ 私が聴いた音源 ♪
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