【 二つのヴァイオリンのためのコンチェルタンテ 第1番 イ長調 Op. 48 】
シュポーア,ルイ(ルードヴィヒ)〔独〕 (1784.04.05〜1859.10.22) 75歳
十九世紀前半のドイツ・ロマン派の代表的な作曲家の シュポーアは、音楽的才能のある両親の子どもとして ブラウンシュヴァイクで生れ、幼児のころから母親と 二重唱をし、5歳のときからヴァイオリンを習い始めた。
大公の援助で音楽を学び、優れたヴァイオリニストで あったが、指揮者としても活躍した。 ベートーベンとは親しい間柄だったが、1822年から 亡くなった年まで、ウェーバーの口利きでカッセルの 宮廷楽長としてつとめた。 161年前の10月22日に同地で75年の生涯を閉じた。
シュポーアは22歳のときに、ハープの名手のドレッテ・ シャイドラーと結婚し、二人で演奏旅行をしたため、 ハープ独奏曲とハープとヴァイオリンのための曲を 多く書いたが、彼は多作家で全てのジャンルの 作品を作曲している。
ヴァイオリンの「顎あて」の発明や、最初に指揮棒を 使い始めたのはシュポーアだった。
「二つのヴァイオリンのためのコンチェルタンテ 第1番」は 1808年に作曲された。
コンチェルタンテ=シンフォニー・コンセルタント (十八世紀のシンフォニーの名称)
第1楽章 Allegro 第2楽章 Larghetto 第3楽章 Rondo : Allegretto
(ヴァイオリン) ウルフ・ヘルシャー (ヴァイオリン) グンヒルト・ヘルシャー (管弦楽) ベルリン放送交響楽団 (指揮) クリスティアン・フローリッヒ ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|