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...... 2020年10月19日 の日記 ......
■ 《 戴冠式頌歌 》   [ NO. 2020101901-1 ] e_or

【 行進曲「威風堂々」 Op. 39 - 第1番 ニ長調 】

エルガー,エドワード 〔英〕
(1857.06.02〜1934.02.23) 76歳



エルガーの父親は、教会のオルガニストだった。
最初、父の意志で法律家になろうとしたが、
自分の天職は音楽だと感じ、ピアニスト兼
指揮者として足を踏み入れた。

エルガーの5曲の軍隊行進曲の総称が
「威風堂々たる陣容」だが、今日演奏されるのは
第1番で、「威風堂々」といえばこの曲である。

作曲されたのは1901年で、
その年の10月19日に初演された。

翌年のイギリスのエドワード7世の戴冠式に際し、
アルト独唱、合唱をもって戴冠式頌歌に
いることを命ぜられ、この旋律が「希望と光栄の国」の
ために用いられた。

民謡的な美しさを持ちつつ、華麗でかつ
堂々たる行進曲は人々に喜ばれた。

曲題の「威風堂々」は、シェイクスピアの
「オテロ」中の「栄光への別れ」の場のセリフから
引用されたものである。

イギリス音楽の再生に対して、彼が誰よりも
多くを寄与したことで1904年には騎士に
列せられ、1931年に、ジョージ五世から
准男爵の位を授けられた。



(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団
(指揮) ジョゼッペ・シノーポリ 
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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