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...... 2020年10月04日 の日記 ......
■ 《 ホルンの活躍 》   [ NO. 2020100401-1 ] e_co

【 チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 Op. 107 】

ショスタコーヴィチ,ディミトリー 〔ソビエト〕
(1906.09.25〜1975.08.09) 68歳 肺癌



ショスタコーヴィチは、映画音楽から歌謡曲まで、
あらゆるジャンルの曲を作曲している。
融通性に富んだ才能は種々様々な作風を、ジャンルにより、
当局の意向により、自由自在に変えているので、
日和見主義と決めつける人もあるが、あの時代の
ソヴィエトの現実を考えるとそれも仕方のないことだった。
彼は生涯をソビエトで過ごした。

共産党機関紙から“ブルジョア的”と名指しで
批判されいったん失脚したが、
社会主義リアリズム路線に忠実な古典的傑作の
「交響曲第5番」を作曲した後、カンバックした。 

ショスタコーヴィチは、2つのチェロ協奏曲を
書いたが、1959年に作曲した第1番は、その年の
10月4日にレニングラード・フィルハーモニー
大ホールで、ロストロポーヴィチのチェロのより
初演され、献呈されている。

4つの楽章からなるが、第1楽章はおどけた感じの
行進曲で第2楽章から第3楽章まで続けて演奏される。
第2楽章ではホルンがソロ楽器として活躍する。
第3楽章では独奏チェロのカデンツァのみの
演奏となっている。

          第1楽章 Allegretto
          第2楽章 Moderato
          第3楽章 Cadenza
          第4楽章 Allegro con moto


    
(チェロ)ナターシャ・グートマン
(ホルン)ボリス・アファナシエフ
(管弦楽)モスクワ放送管弦楽団 
(指揮) キリル・コンドラシン 
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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