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...... 2020年09月26日 の日記 ......
■ 《 最後の協奏曲 》   [ NO. 2020092601-1 ] e_co

【 ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 Op. 129 】

ショスタコーヴィチ,ディミトリー 〔ソ連〕
(1906.09.25〜1975.08.09) 68歳  心臓病



「ヴァイオリン協奏曲 第2番」は、 ショスタコーヴッチの
最後の協奏曲で、1967年の春に
ダヴィド・オイストラフの還暦記念作品として作られた。
(オイストラフの還暦は翌年だったが・・・)

初演は、その年の9月26日にオイストラフの
ヴァイオリンとキリル・コンドラシンの指揮、
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団によって
モスクワで行なわれ、オイストラフに捧げられた。

ショスタコーヴッチ晩年の作風を典型的に現す作品で、
哲学的ともいえるような静かなモノローグと、するどく
辛らつな音色を伴うスケルツォ的な要素、という
2つの対照的な曲想が互いに中和することなく、
併存しあった風変わりな作品である。

3楽章からなり、各楽章の後半に
独奏ヴァイオリンによるカデンツァが奏される。

          第1楽章 Moderato
          第2楽章 Adagio
          第3楽章 Adagio-Allegro



(ヴァイオリン) ジャニーヌ・ヤンセン    
(管弦楽) スウェーデン放送交響楽団     
(指揮)  アンドレス・オロスコ=エストラーダ
           ♪ 私が聴いた音源 ♪





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