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...... 2020年09月13日 の日記 ......
■ 《 ピアノ音楽 》   [ NO. 2020091301-1 ] s

【 ハバネラ 】

シャブリエ,アレクシス・エマニュエル 〔仏〕
(1841.01.18〜1894.09.13) 53歳


                   
シャブリエは、南仏のオーヴェルニュ地方の
アンベールで生まれた。

16歳ごろからピアノを学んだが、一家がパリに
移るとともに、同地で法律を学び、学位をとった。
内務省の官吏となったが、その間も音楽の
勉強を続け、作曲活動もしていた。
39歳のときに内務省を退職し、作曲家として
本格的にスタートした。

アマチュアとして歩んだその経歴から、
より自由な作品表現と機知に満ちた
ユーモアにあふれた作品が作られている。

優れた芸術家が集う19世紀後半のパリで活躍した
シャブリエは、交友の範囲は広く、サンサース、
マスネー、デュパルクなどの音楽家だけでなく、
印象派の画家達のマネ、モネ、ルノアール、
セザンヌなどとも親交を結んでいた。

パリのアパートの部屋には、彼らの絵が飾られ、
印象派絵画の収集家としても有名であった。

作曲家として再出発したわずか14年後の
1894年9月13日、パリで53歳で早世したため、
彼が残した作品は多くはない。 

管弦楽、オペレッタの他に、シャブリエが本領を
発揮したのはピアノ音楽で、「ハバネラ」は
1882年に妻と共に4ヶ月間スペインに
滞在したが、そのときに書き留められた旋律を
元にした1885年の作品。



(ピアノ) ピエール・バルビゼ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪
  




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