【 弦楽四重奏曲 第3番 BB93 】
バルトーク,ベーラ〔ハンガリー〕 (1881.03.25〜1945.09.26) 64歳 白血病
ハンガリーの古い民謡を多くの作品に取り入れた バルトークは、40歳を過ぎる頃から独創的な 音楽を作り出そうと思い、3年間作曲活動を 休止した。
再開後に書かれた「弦楽四重奏曲 第3番」では、 新しい作風を取り入れたことから、この作品は 「第2番」より、繊細な音の表現で近代的な 作品に仕上がっている。
打楽器的な器楽法が要求され、特殊奏法を用いた 荒々しいリズムが特徴。 フィラデルフィア音楽基金協会主催の 室内楽音楽コンクールに応募作品として提出し、 1等の名誉と賞金をイタリアの作曲家 アルフレード・カゼッラと分け合ったが。 フィラデルフィア音楽基金協会に献呈された。
曲は3楽章からなるが、途切れなく演奏される。
第1楽章 Prima parte: Moderato - 第2楽章 Seconda parte Allegro - 第3楽章 Coda: Allegro molto
(演奏)アルバンベルク弦楽四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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