【 弦楽四重奏曲 第5番 BB110 】
バルトーク,ベーラ〔ハンガリー〕 (1881.03.25〜1945.09.26) 64歳 白血病
バルトークは作曲家としてだけではなくて、 母国の民族音楽の研究者としても活躍した。 民族音楽を取り入れた作曲に取り組み、作曲家としても 独自のスタイルを確立していった。
バルトークは6曲の弦楽四重奏曲を書いている。
弦楽四重奏曲 第1番 BB52 (1909年) 弦楽四重奏曲 第2番 BB75 (1917年) 弦楽四重奏曲 第3番 BB93 (1927年) 弦楽四重奏曲 第4番 BB95 (1928年) 弦楽四重奏曲 第5番 BB110 (1934年) 弦楽四重奏曲 第6番 BB119 (1939年)
「第5番」は1934年の作曲当時、アメリカの 現代芸術の支援に力をいれていた、 エリザベス・クーリッジ財団の委嘱により、 8月6日から9月6日の一カ月で書き上げられ、 クーリッジ夫人に献呈された。
作品は5楽章からなり。クラシック音楽と 民族的な世界が溶け合ったバルトーク独特の 響きがある。
第1楽章 Allegro 第2楽章 Adagio molto 第3楽章 Scherzo. Alla bulgarese 第4楽章 Andante 第5楽章 Finale: Allegro vivace
(演奏)ツェートマイアー四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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