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...... 2020年08月24日 の日記 ......
■ 《 幼稚園唱歌 》   [ NO. 2020082401-1 ] v

【 唱歌「雀」】

滝 廉太郎 〔日〕
(1879.08.24〜1903.06.29) 23歳



日本の本格的作曲家の第1号といわれる
先駆者の滝廉太郎は、明治12年8月24日に東京で
生まれたが、父の任地の都合で、各地を転々とした。
多感な少年時代は大分県竹田市で過ごしている。

明治34年6月に文部省留学生として、ドイツの
ライプチヒ王立音楽院に入学したが、
胸を患い、翌年の10月に帰国し、
竹田で静養中23歳で早逝した。

短い生涯の中で、数多くの曲を残し、
新しい日本の音楽を生み出すさきがけとなった。

明治34年に出版された「幼稚園唱歌」は、
滝廉太郎が編集した幼児向きの唱歌集である。

滝自身が作曲した17曲と、音楽学校の後輩の
鈴木毅一が作曲した3曲を加え、全曲に伴奏をつけた。
伴奏をつけたというのは唱歌集では初めてのことで、
画期的なものだった。

作詞は音楽学校の先輩の東くめのものが
大部分で、滝廉太郎が作詞した曲もある。
東くめの作詞では「鳩ぽっぽ」「お正月」
「水あそび」などがある。

その他、佐佐木信綱の作詞で「雀」も含まれる。
彼は亡くなるまで「・・・ますると、・・・まする」を
使っていた人だった。





すずめ雀 今日もまた 
暗い道を ただひとり
林の奥の 竹やぶの
さびしいおうちへ 帰るのか

いいえ皆さん あすこには
父様 母様 待っていて
楽しいおうちが ありまする
さよなら皆さん ちゅうちゅうちゅう





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