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...... 2020年08月19日 の日記 ......
■ 《 ホフマイスター 》   [ NO. 2020081901-1 ] e_ch

【 弦楽四重奏曲 第20番 ニ長調 K.499 】

モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス 〔墺〕
(1756.01.27〜1791.12.05) 35歳



モーツァルトは生涯に20曲以上の弦楽四重奏曲を
作曲しているが、このジャンルの最初の作品は、
1770年3月15日に書き上げた「ト長調」で。
当時イタリアで最も優れた器楽作曲家の
ボッケリーニとサンマルティーニの影響によるものだった。

作品14から作品19までの「ハイドン・セット」と
作品21から作品23までの「プロシャ王セット」に
はさまれた「弦楽四重奏曲 第20番」は、
通称「ホフマイスター」と呼ばれ、友人で出版社の
フランツ・アントン・ホフマイスター(1754〜1812)
のために作曲された。
彼は晩年のモーツァルトからの借金に応じている。

この作品は特徴は、この時代にはやや珍しく、
ポリフォニーが多く用いられている。
第2楽章のメヌエットとトリオにそれは顕著である。
内容、形式共に厳格でありながら、軽やかで
豊かな音の響きをもっている。
1786年8月19日にウィーンで完成された。

         第1楽章 Allegretto
         第2楽章 Menuetto : Allegretto
         第3楽章 Adagio
         第4楽章 Allegro



(演奏)アルバン・ベルク四重奏団
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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