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...... 2020年08月20日 の日記 ......
■ 《 わらべ歌 》   [ NO. 2020082001-1 ] v

【 わらべ歌「ひらいたひらいた」】

小泉 文夫 〔日〕
(1927.03.29〜1983.08.20) 56歳



民族音楽学者の小泉は東京都出身で、幼いころから
ヴァイオリンに親しみ、教会の聖歌隊で歌っていた。

東京大学に入学後、日本音楽学に関心をもち、
卒業後は大学院に通いながら出版者に勤務した。

日本の伝統音楽の研究やNHK交響楽団機関紙の
編集委員もつとめた。

30歳のときにインドに留学し、インドの古典音楽や
民族音楽の調査をおこなった。
2年後には東京芸術大学の教員となり、世界中の
民族音楽の調査や研究に従事した。

その傍ら、NHK-FMの「世界の民族音楽」の番組の
担当やNETの「世界の音楽」にも出演し、
多くの人々に親しみやすく知的な刺激を与えた。

1975年から東京芸大の教授に就任し、研究を
続けたが37年前の8月20日に56年の生涯を閉じた。

小泉は、小学校の音楽教育にも日本の伝統音楽を
取り入れることを提唱し、わらべ歌を出発点として
日本音楽を学ぶことになった。

わらべ歌の「ひらいたひらいた」は、小学1年生の
音楽教科書〔小学生のおんがく1〕に掲載されている。



ひらいたひらいた

ひらいた ひらいた
なんの はなが ひらいた
れんげの はなが ひらいた
ひらいたと おもったら
いつもまにか つぼんだ

つぼんだ つぼんだ
なんの はなが つぼんだ
れんげの はなが つぼんだ
つぼんだと おもったら
いつのまにか ひらいた




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