【 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op. 137.No 1, D384 】
シューベルト,フランツ・ペーター 〔墺〕 (1797.01.31〜1828.11.19) 31歳 チフス
ゴールドベルク・シモン (ポ) (1909.06.01〜1993.07.19) 84歳
ユダヤ系のバイオリニスト、指揮者のゴールドベルクは、 ポーランドのヴウオツワヴェクで生まれ、27年前の 7月19日に富山市で、84年の生涯を閉じた。
ピアニストの山根美代子は妻である。
少年時代にワルシャワでヴァイオリンを学び、12歳で デビュし、16歳から管弦楽団のコンサートマスターとして 活躍していたが、1938年にソリストとして、 ニューヨークでデビューし、1953年にアメリカに 帰化した後、音楽学校で教鞭を執った。
1990年に、新日本フィルハーモニー交響楽団の 指揮者に就任し、晩年は立山で生活をした。
ゴールドベルクは、指揮者としてはバッハを 得意としていたが、ヴァイオリニストとしては、 ピアニストのラドゥ・ルプーとの共演による モーツァルトやシューベルトのソナタの録音が 名盤として、評価されている。
しっとりと濡れるような音色の美しさや、二十世紀の ヴァイオリニストとしては控えめなビブラート、 音楽そのものを慈しむような作品への誠実な 取り組みが認められている。
3楽章からなる「ヴァイオリン・ソナタ ニ長調」は、 シューベルトが19歳の1816年に作曲した作品である。
第1楽章 Allegro molto 第2楽章 Andante 第3楽章 Allegro vivace
(ヴァイオリン)ライナー・クスマウル (ピアノ) アンドレアス・シュタイアー ♪ 私が聴いた音源 ♪
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