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...... 2020年07月17日 の日記 ......
■ 《 イタリア風 》   [ NO. 2020071701-1 ] e_co

【 ピアノ協奏曲 ハ短調 Op. 12 】

ピエルネ,ガブリエル 〔仏〕
(1863.08.16〜1937.07.17) 73歳



近代フランスの作曲家、指揮者のピエルネは、
声楽科教師の父とピアノ教師の母との間に、
ロレーヌ地方のメッツで生まれた。

12歳のときに「ピエルネのセレナーデ」を書いて以来、
多くの種類の作品を書いた。

パリ音楽院でマスネに作曲を、フランクから
オルガンを学び、フランクの後継として
教会オルガニストをつとめ、また指揮者としても活躍した。

在学中の19歳のときに作曲した
カンタータ「エディト」で、作曲家の登竜門の
ローマ大賞を得てローマに留学した。

1903年以来、パリの4大交響曲団の一つの
コンセール・コロンヌの指揮者をつとめた。
83年前の7月17日にブルターニュ地方の
プルジャンで73年の生涯を閉じた。

軽快で明るい作品を書いたピエルネは、
エレガントで鋭敏な想像力と、しなやかで
デリケートなエスプリを持ち、魅力にみちた
旋律や細やかなニュアンスや、極めて洗練された
味わいをもって、常に人をひきつける
作曲家であるといわれた。

1887年ピエルネ24歳の年に作曲した
「ピアノ協奏曲」は、イタリア滞在の余韻が感じられる
明るい雰囲気の作品で、サン=サーンスの
「ピアノ協奏曲第2番」の影響が感じられる。

     第1楽章 Allegro(Maestoso-Allegro deciso)
     第2楽章 Scherzando(Allegro scherzando)
     第3楽章 Final(Allegro un poco agitato)



(ピアノ) スティーヴン・クームズ  
(管弦楽) BBCスコットランド交響楽団
(指揮)  ロナルド・コープ      
        ♪ 私が聴いた音源 ♪





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