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...... 2020年07月12日 の日記 ......
■ 《 出世作 》   [ NO. 2020071201-1 ] e_or

【 歌劇「ダントンの死」組曲 Op.6a 】

アイネム,ゴットフリー・フォン 〔オーストリア〕
(1918.01.24〜1996.07.12) 88歳



オーストリアの最も有名なオペラ作曲家の
アイネムはスイスのペルンで生まれ,
24年前の7月12日にニーダーエステライヒ州の
オーバーデュルンバッハで世を去った。

中学時代からヒンデミットの指導を受けている。

ベルリン国立歌劇場、バイロイト祝祭劇場、
ドレスデンなどの歌劇場で活躍した。

12音技法やジャズ的表現を用いた作品や
新古典主義的傾向を示した歌劇、
バレエ音楽などの作品を残している。

47歳のときから、ウィーン音楽大学の作曲科の
教授として、多くの弟子を育てた。

彼の名が二十世紀音楽史に轟いたのは
ゲオルク・ピュヒナーの戯曲に音楽をつけた、
フランス革命を題材とした4幕の
歌劇「ダントンの死」である。
1947年、ザルツブルク音楽祭で初演され、
センセーショナルを巻き起こした。

急病のクレンペラーに代わり、指揮をした
フリッチャイが伝説的な成功をおさめ、
天才フリッチャイ大躍進のきっかけを作り、
アイネム自身も大いに栄光を得た。

その後、このオペラから4曲からなる組曲を作り、
1949年にバーデン=バーデンで初演された。
管弦楽組曲「ダントンの死」は
明快で躍動感あふれるリズム、色彩豊かな
管弦楽法など親しみやすい曲調となっている。

       第1楽章 Presto
       第2楽章 Molto sostenuto
       第3楽章 Im Tempo des franzosischen
            Geschwindmarsches
       第4楽章 Molto Allegro



(ピアノ)コンスタンティン・リフシッツ
(管弦楽)ウィーン放送交響楽団    
(指揮) コルネリウス・マイスター  
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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