 【 行進曲「勝利の父」】
ガンヌ,ルイ 〔仏〕 (1862.04.05〜1923.07.13) 61歳

パリ音楽院で学び、パリやモンテカルロで 指揮者として活動し、多くの喜歌劇や通俗的な 舞踊曲を作曲したガンヌは、97年前の 7月13日にパリで世を去った。
フランス特有の早いテンポで奏される 壮快で華やかな行進曲の「勝利の父」は、 フランスの代表的な行進曲だが、 1886年に作られた「閲兵から帰って」の冒頭で 演奏するための「フランス行進曲」を、 第一次世界大戦に「勝利の父」と改題して、 吹奏楽に編曲したもので、 編曲年代は正確には分からない。
ガンヌの名曲としては、普仏戦争で ドイツにとられたロレーヌ州を思い、 同地方の 民謡をトリオに入れてある「ロレーヌ行進曲」、 マズルカ舞曲の「ラ・ザリーナ(ロシア皇后)」や サーカスを題材とした無邪気で明るい オペレッタ「サルタンバンク」などがある。

(管弦楽)イーストマン・ウィンド・アンサンブル (指揮) フレデリック・フェネル ♪ 私が聴いた音源 ♪
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