 【 弦楽四重奏曲「子守歌」】
ガーシュウィン,ジョージ〔アメリカ〕 (1898.09.26〜1937.07.11) 38歳 脳腫瘍

ガーシュウィンは、二十世紀前半に最もアメリカ的な 性格で手法を反映した作曲家にあげられ、 ピアニストであり、ジャズソングの作曲家でもあった。
17歳のとき、ニューヨークの音楽屋の店頭で 客に乞われるままに、そこで出版している楽譜を ピアノで弾いて聴かせるソング・プラッガーになり、 多くの作品を研究することができた。
21歳のときに作曲した「スワニー」が大ヒットをし、 多くの期待を集めることになり、彼の才能もまた それにこたえ、アメリカ音楽史にその名をとどめた。
最後の作品となった「ゴールドイン・フォリーズ」の 完成をまたず、83年前の7月11日の朝、脳腫瘍のため、 ロサンゼルスのビバリーヒルズで急逝した。 独身を通した38歳9ケ月の短い生涯だった。
ガーシュウィンは、弦楽四重奏曲を2曲書いたが、 弦楽四重奏のための「子守歌」は、「ララバイ」とも 表記され、1919年に作曲された。 彼の生前には出版されず、死後30年あまりを経て 1968年にやっと出版された。

(演奏)アレクサンダー室内アンサンブル ♪ 私が聴いた音源 ♪
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