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...... 2020年07月06日 の日記 ......
■ 《 ギターの協奏曲 》   [ NO. 2020070601-1 ] e_co

【 マドリガーレ協奏曲 】

ロドリーゴ,ホアキン 〔スペイン〕
(1902.11.22〜1999.07.06) 97歳


  
二十世紀スペインを代表する作曲家のロドリーゴは、
3歳のころジフテリアを罹り失明したが、
音楽家の道を目指しスペインの音楽学校で
ピアノと作曲を学んだ。

25歳のときにパリに留学し、34歳からは
ドイツでも暮らしたこともあり、彼の作品は
スペイン的カラーを色濃くもちながら、
インターナショナルな面も感じさせる。

彼は、さまざまな分野で数多くの作品を残したが、
中でもギターの作品はとくに愛され親しまれている。
ギターとオーケストラとの協奏曲という分野を
確立した功績は、音楽史の上で高い評価を得ている。
ピアニストではあったものの、ギタリストではなかった。

ロドリーゴは21年前の7月6日にマドリードの
自宅で老衰のため97年の生涯を閉じ、
アランフェスの墓地に葬られた。

1968年に作曲した「マドリガル協奏曲」は、
2つのギターと管弦楽のために書かれた。
小品を連ねた組曲風の構成で、スペインの古い
メロディや十六世紀の作品や民謡などを使って、
ロドリーゴの個性を盛り込んでいる。

      第1楽章 Fanfare: Allegro marziale
      第2楽章 Madrigal: Andante nostalgico
      第3楽章 Entrada: Allegro vivace
      第4楽章 Pastorcico,tu que vienes,
           Pastorcico,tu que vas:Allegro vivace
      第5楽章 Girardilla: Presto
      第6楽章 Pastoral: Allegretto
      第7楽章 Fandango: Moltoritmico
      第8楽章 Arietta: Andante nostalgico
      第9楽章 Zapateado: Allegro vivace
      第10楽章 Caccia a la española: Allegro vivace
           Andante nostalgico



(ギター)ナルシソ・イエペス          
(ギター)ゴドリーヴ・モンデン         
(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団       
(指揮) ルイス・アントニオ・ガルシア・ナバーロ
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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