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...... 2020年07月04日 の日記 ......
■ 《クラブサン音楽》   [ NO. 2020070401-1 ] s

【 つばめ(ロンドー)】

ダカン,ルイ=クロード 〔仏〕
(1694.07.04〜1772.06.15) 77歳



クープランやラモーと同じフランスのクラブサン音楽
全盛時代の代表的な作曲家のダカンは、
326年前の7月4日にパリで生まれた。

幼児のころから異常な楽才を示し、6歳のときに
ルイ14世のためにクラブサンを御前演奏し、
12歳で教会オルガニストになったほど早熟だった。

38歳のときにコルドリエ修道院のオルガニストに、
45歳のときに王室礼拝堂のオルガニストになり、
この2つの地位をダカンは終生保持し、
生地で77年の生涯を閉じた。

彼の作品には、標題をもつ描写的舞曲が多く、
当時の流行であった鳥の鳴き声の
模倣なども取り入れている。

最も広く親しまれているのが1735年に
出版された「クラブサン曲集」の中の
小品「かっこう」や「つばめ」である。

「クラブサン曲集 第1巻 組曲第2番 第2曲 」の
「つばめ」は軽快な動きのなかでつばめの
飛び交う様子を描く微笑ましい曲で、
ロンドーという形式で書かれている。

ロンドーは、中世のロンドーや古典派のロンドとは
違って、十七、八世紀のフランスで愛好された形式で、
何回も繰りかえされるルフランの間に、
それぞれ違ったクープレがはさまれている。



(ピアノ)ギオマール・ノヴァエス
      ♪ 私が聴いた音源 ♪


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