【 交響曲 変ホ長調 Op. 1 】
ストラヴィンスキー,イーゴル 〔露〕 (1882.06.17〜1971.04.06) 88歳
ストラヴィンスキーは、138年前の6月17日に ペテルブルク郊外のオラニェンバウムで、著名な オペラ歌手の父と、音楽の天分に恵まれていた 母との間に生まれた。
家には20万余の蔵書があり、後に作品の素材となる 多くの民間伝承や、オペラのスコアが含まれていた。
9歳のときに両親はピアノの先生につけたが、 楽譜を読むことをたちまち覚え、即興演奏をするように なったものの、特別の天分は示さなかった。
父の勧めで、大学では法律を勉強したが、学友に リムスキー・コルサコフの息子がいて、 本格的に作曲家になる決心をした。 しかし、その後も音楽学校には入らず、法律を 勉強しながら、リムスキー・コルサコフから 作曲法や管弦楽法を学んだ。
1905ねんから1907年にかけて作曲した 「交響曲第一番」は師のリムスキー・コルサコフに 献呈された。
後に作曲する「火の鳥」などのバレエ音楽とは 違った初期の秀作のひとつで穏健な作風は、 兄弟子のグラズノフからの影響ともいわれる。
第1楽章 Allegro moderato 第2楽章 Scherzo: Allegretto 第3楽章 Largo 第4楽章 Finale: Allegro molto
(管弦楽)デトロイト交響楽団 (指揮) アンタル・ドラティ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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