[PREV] [NEXT]
...... 2020年06月17日 の日記 ......
■ 《 初期の作品 》   [ NO. 2020061701-1 ] e_sy

【 交響曲 変ホ長調 Op. 1 】

ストラヴィンスキー,イーゴル 〔露〕
(1882.06.17〜1971.04.06) 88歳



ストラヴィンスキーは、138年前の6月17日に
ペテルブルク郊外のオラニェンバウムで、著名な
オペラ歌手の父と、音楽の天分に恵まれていた
母との間に生まれた。

家には20万余の蔵書があり、後に作品の素材となる
多くの民間伝承や、オペラのスコアが含まれていた。

9歳のときに両親はピアノの先生につけたが、
楽譜を読むことをたちまち覚え、即興演奏をするように
なったものの、特別の天分は示さなかった。

父の勧めで、大学では法律を勉強したが、学友に
リムスキー・コルサコフの息子がいて、
本格的に作曲家になる決心をした。
しかし、その後も音楽学校には入らず、法律を
勉強しながら、リムスキー・コルサコフから
作曲法や管弦楽法を学んだ。

1905ねんから1907年にかけて作曲した
「交響曲第一番」は師のリムスキー・コルサコフに
献呈された。

後に作曲する「火の鳥」などのバレエ音楽とは
違った初期の秀作のひとつで穏健な作風は、
兄弟子のグラズノフからの影響ともいわれる。

        第1楽章 Allegro moderato
        第2楽章 Scherzo: Allegretto
        第3楽章 Largo
        第4楽章 Finale: Allegro molto



(管弦楽)デトロイト交響楽団
(指揮) アンタル・ドラティ
    ♪ 私が聴いた音源 ♪





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: