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...... 2020年06月18日 の日記 ......
■ 《フランス風》   [ NO. 2020061801-1 ] e_sy

【 交響曲 第31番 ニ長調 「パリ」 K.297 】

モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕
(1756.01.27〜1791.12.05) 35歳 



モーツァルトは1777年の秋に故郷のザルツブルクを
離れ、マンハイム及びパリへの旅に出た。

翌年の3月にこの地で3年半ぶりに作曲した
交響曲が「交響曲31番」で、パリで書き上げた
唯一の交響曲になる。

初めてクラリネットを 交響曲に使っていて、
2管編成をとっている。
それまでの交響曲よりも管弦楽法が著しく
進歩している「フランス風」の作品である。

1778年6月18日の聖体祭の日に、パリの
コンセール・スピルテュエルで初演され、絶賛された。

この曲の完成は初演の6日前だったが、練習のとき
「今まで、こんなまずい演奏を聴いたことがない」と
モーツァルトを思わせるくらい不安にさせた。

父への手紙に「演奏会で、練習のときのようだったら、
コンサート・マスターのヴァイオリンを取り上げて、
自分で指揮をしようと決心した」と書き送っている。

当時の習慣では、コンサート・マスターがヴァイオリンを
弾きながら指揮をしていた。

         第1楽章 Allegro assai
         第2楽章 Andante
         第3楽章 Allegro



(管弦楽)ベルリン・フィル管弦楽団
(指揮) クラウディオ・アバド  
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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