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...... 2020年06月08日 の日記 ......
■ 《 室内楽曲の年 》   [ NO. 2020060801-1 ] e_ch

【 ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op. 47 】

シューマン,ローベルト・アレクサンダー(独〕
(1810.06.08〜1856.07.29)  46歳 精神錯乱



ロマン派音楽を代表するシューマンは、210年前の
6月8日、ドイツのザクセンのツヴィッカウで生まれた。
彼の父は自らも著述をし、詩の翻訳をしたりして
文学に深い関心を持つ真面目な勤勉家の書籍商だった。

父より2歳年上の母は高い教養をもった外科医の娘で、
感傷的、幻想的、夢想的な性格をもち、シューマンは
両親の性格をいろいろと受けついで成長していった。

両親は、6人の子どもをもうけたが、そのうちの1人は
幼少で死んでしまい、シューマンは末子だった。
姉と兄たちは、シューマンよりかなり早く世を去っている。

16歳のときに父が亡くなり、母の希望で
ライプツィヒ大学に入学し、法律を学んでいたが
音楽家への道に変更し、後に妻となる
クララの父のヴィークに弟子入りした。

シューマンが32歳の年の1842年は
「室内楽曲の年」といわれ、弦楽四重奏曲を3曲、
続いてピアノ五重奏曲、その後に書いたのが
ピアノ四重奏曲だった。

ピアノ五重奏曲とピアノ四重奏曲は、どちらも
シューマン好みの変ホ長調で書かれていて、
ロマン的で輝かしさをもった曲である。

      第1楽章 Sostenuto assai-Allegro ma non troppo
      第2楽章 Scherzo: Molto vivace
      第3楽章 Andante cantabile
      第4楽章 Finale: Vivace



(ピアノ)   マルタ・アルゲリッチ
(ヴァイオリン)ルノー・カプソン  
(ヴィオラ)  リダ・チェン    
(チェロ)   ゴーティエ・カプソン
        ♪ 私が聴いた音源 ♪


【 弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 Op. 41-3 】は
2020年6月7日に掲載




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