【 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op. 35 】
ショパン,フレデリック・フランソア 〔ポーランド〕 (1810.03.01〜1849.10.17) 39歳 結核
ショパンは、ピアノ・ソナタを3曲作曲している。 第1番は18歳のころ、作曲練習用に書いたもので 陽の目をみたのは、死の2年後のことだった。 今日では、滅多に演奏されることはない。
ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 作品4 (1828年) ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 作品35(1839年) ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58(1844年)
第2番と第3番は、ショパンの最円熟期のもので、 彼の全作品中傑作とされている。
第2番は、第3楽章に有名な葬送行進曲が 用いられていて、「葬送」または「葬送行進曲つき」 の副題がついている。
2曲の作曲の間には、5年の経過があるが、 そのときはジョルジュ・サンドとの恋愛中で、 彼女のノアンの自宅で作られた。 ただ「葬送行進曲」は、1837年に書いていた。 出版されたのは、作曲の翌年の5月のことだった。
第1楽章 Grave-Doppio movimento 第2楽章 Scherzo 第3楽章 Lent-attacca(葬送行進曲) 第4楽章 Finare: Presto
この曲はショパン自身の葬儀でも演奏されたとか・・・?
(ピアノ)マウリツィオ・ポリーニ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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