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...... 2020年05月13日 の日記 ......
■ 《 代表作 》   [ NO. 2020051301-1 ] e_co

【 ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op. 22 】

サン=サーンス,シャルル・カミユ 〔仏〕
(1835.10.09〜1921.12.16) 86歳 心臓病



名ピアニストとして名声を保ち続けた
サン=サーンスが、楽壇にデビューしたのは10歳だった。
そのとき早くも成熟した演奏をしたと言われる。

17歳のときに、41歳のリストに会ったことは、
若いサンサーンスにとって大きな事件であった。
このときから2人の間には厚い友情が生まれ、
ピアノの巨匠リストから多くの影響を受けることに
なるのであった。

サン=サーンスは5曲のピアノ協奏曲を作曲した。

     ピアノ協奏曲 第1番 ニ長調 作品17 (1858年)
     ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22 (1868年)
     ピアノ協奏曲 第3番 変ホ長調 作品29 (1869年)
     ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 作品44 (1875年)
     ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103 (1896年)

第2番は1868年の春、ロシアの大ピアニストの
ルービンシティンがパリ訪問の際に演奏するために
依頼され、わずか17日間で書き上げたといわれる。

5月13日にプレイエル楽堂で、ルービンシティンの
ピアノ独奏により初演された。

彼の全ピアノ曲の中でも最も流麗な名曲で、
独奏ピアノが、華麗な技巧を繰り広げ、
幻想的で優雅な気分にさせてくれる。

        第1楽章 Andante sostenuto
        第2楽章 Allegro scherzando
        第3楽章 Presto



(ピアノ)アルド・チッコリーニ
(管弦楽)パリ管弦楽団    
(指揮) セルジュ・ボド   
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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