【 ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 Op. 44 】
チャイコフスキー,ピョートル・イリイチ 〔露〕
（1840.05.07〜1893.11.06） 53歳 コレラ
チャイコフスキーは、ピアノ協奏曲を３曲書いた。
洗練された西欧趣味の華やかさはないが、
ロシア的主題も使ったスラブ的な重厚な線の太さと、
色彩的な管弦楽法が魅力となっている第１番が、
一番頻繁に演奏されていて、第２番は演奏される
機会は滅多にない。
ピアノ協奏曲 第１番 変ロ短調 作品２３（１８７５年）
ピアノ協奏曲 第２番 ト長調 作品４４ （１８８０年）
ピアノ協奏曲 第３番 変ホ長調 作品７５（１８９３年）
第２番は１８７９年から１８８０年にかけて書いた。
初演は１８８２年５月２２日に、モスクワで
アントン・ルビンシテインの指揮、セルゲイ・
タネーエフのピアノにより行われ、アントンの
弟のニコライ・ルビンシテインに献呈された。
第１楽章 Allegro brillante
第２楽章 Andante non troppo
第３楽章 Allegro con fuoco
（ピアノ）ミハイル・プレトニョフ
（管弦楽）フィルハーモニー管弦楽団
（指揮） ウラディーミル・フェドセーエフ
♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|
