【 歌劇「予言者」より“戴冠式行進曲”】
マイヤベーア,ジャコモ 〔独〕 (1791.09.05〜1864.05.02) 72歳
ベルリンで生まれたマイヤベーアの本名は、 ヤーコブ・リーブマン・ベーアという。 父はベルリンの裕福なユダヤ系銀行家で、 彼はその遺産を受け継いだだけでなく、 マイヤーというお金持ちの親類の莫大な遺産も 相続したため、その後はマイアベーアと名のった。
ベルリンを訪れた名ピアニストのクレメンティが 直接ピアノの指導をしたほどで、7歳でベルリンに デビューし、9歳にして早くも、ベルリンの 最も優れたピアニストのひとりにあげられるほどの 神童ぶりであった。
その後、作曲の勉強をし、ドイツ風の 重厚な和声とイタリア風の流暢な旋律を駆使し、 グランドオペラの作曲家の第一人者となり、 黄金時代を築き上げ、156年前の5月2日にパリで 72年の生涯を閉じた。
5幕からなる歌劇「予言者」は、1849年に作曲した。
有名な「戴冠式行進曲」は18本のサクソホンを 使用した大規模なもので、しばしば吹奏楽に よっても演奏される。
(管弦楽)西オーストラリア交響楽団 (指揮) デイヴィッド・ミーシャム ♪ 私が聴いた音源 ♪
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