 【 フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ 】
ドビュッシー,クロード・アシル〔仏〕 (1862.08.22〜1918.03.25) 56歳 癌

ドビュッシーは世を去る3年前の1915年に、 いろいろな楽器の組み合わせによる6曲のソナタを 作曲する計画を立てたが、3曲しか残せなかった。
1、チェロとピアノのためのソナタ(1915年) 2、フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ(々) 3、バイオリンとピアノのためのソナタ(1917年)
続いてオーボエ、ホルンとクラブサンのための ソナタを考えていたという。
フルート、ヴィオラとハープのための 「三重奏ソナタ」は、ソナタ第2番とも呼ばれている。 楽器編成としては斬新だが、 曲想の美しさは際立っている。
初期の弦楽四重奏曲で用いられている 循環主題法が用いられていて、効果をあげている。
第1楽章 牧歌 第2楽章 間奏曲 第3楽章 終曲
1917年4月21日、パリにおいて 国民音楽協会の演奏会で初演が行なわれた。
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