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...... 2020年03月28日 の日記 ......
■ 《 アンダンテ・カンタービレ 》   [ NO. 2020032801-1 ] e_ch

【 弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op. 11 】

チャイコフスキー,ピョトル・イリイチ 〔露〕
(1840.05.07〜1893.11.06) 53歳 コレラ



チャイコフスキーの室内楽作品は、
彼の管弦楽作品にからすると非常に少なく、
3曲の弦楽四重奏曲、1曲のピアノ三重奏曲、
「フィレンツェの想い出」と題された
弦楽六重奏曲が数えられるだけである。

3曲の弦楽四重奏曲のうちで、最も知られて
いるのは第1番で、4楽章からなるが、
ロシア民謡の旋律を用いた第2楽章の
「アンダンテ・カンタービレ」によって
親しまれている。
この部分だけが、ヴァイオリン独奏用に
編曲されて演奏されることが多い。

この作品は1871年に作られたものだが、
2年前の夏、ウクライナのカメンカという村に
嫁いでいる妹のアレクサンドラの家に
滞在していた間に、大工さんが歌っているのを
聞いたといわれているのが
「アンダンテ・カンタービレ」に使われた
ロシア民謡で、チャイコフスキーはこれを
芸術的に処理して作曲した。

作曲の年の3月28日に、
モスクワにおいて初演された。

       第1楽章 Moderato e semplice
       第2楽章 Andante cantabile
       第3楽章 Scherzo : Allegro non tanto
       第4楽章 Finale: Allegro giusto



      (演奏)スメタナ四重奏団(1966年の録音)
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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