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...... 2020年03月03日 の日記 ......
■ 《 パッヘルベルのカノン 》   [ NO. 2020030301-1 ] s

【 カノンとジーグニ長調 】

パッヘルベル,ヨハン 〔独〕
(1653.09.01〜1706.03.03) 52歳 



十七世紀の後半に、 北ドイツのオルガンの巨匠
ブクステフーデに対し、パッヘルベルは
南・中部ドイツのオルガン音楽を代表する当時最高の
オルガニストおよび作曲家の1人であった。

ニュールンベルクでワイン商の息子として生まれ、
晩年はその町の聖ゼパルドゥス教会の
オルガニストをつとめたが、314年前の3月3日に
その地で52年の生涯を閉じた。

彼はドイツから離れることがなかったが、
その当時でも海外の人々から知られる存在だった。

ヨハン・セバスチャン・バッハの父親と親交があり、
長男のヨハン・クリストフ・バッハの師でもあった。
この兄に音楽の手ほどきを受けたバッハは、
後の創作にパッヘルベルの大きな影響を受けている。

「カノンとジーグニ長調」は、正式には
「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ」
といわれている曲だが、元来はオルガン曲でそれを
弦楽のためのカノンとジーグにしたのがこの曲である。
しかし、パッヘルベル直筆の楽譜がなく、
はっきりしたことはわからない。

単純な構造の曲だが、ハーモニーが美しく、
子どもたちがおけいこをするピアノの楽譜にも、
バロック音楽の教材として使われている。




     (オルガン)アルトゥーロ・サッケッティ
              ♪ 私が聴いた音源 ♪





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