【 喜歌劇「アルジェのイタリア女」】
ロッシーニ,ジョアキーノ 〔伊〕 (1792.2.29〜1868.11.13) 76歳 直腸癌
美食家としても知られている イタリアの作曲家の ロッシーニは、228年前の2月29日に イタリアのペザロで生まれた。 父はトランペットとホルン奏者、母はソプラノ歌手で、 彼は1人息子だった。
子どものころは、父が望むようには音楽への関心を 示さなかったが、音楽学校時代から作曲を始め、 両親の知己もあり、早くから認められるようになった。
36歳のときに歌劇「ウィリアム・テル」を発表したが、 その後不眠症などに悩まされるようになり、 新しい歌劇創作の筆を折る決心をしたため、 喜歌劇「アルジェのイタリア女」はロッシーニ自身が 書きおろした最後のオペラ作品となった。
生涯に50近いオペラを作曲したが、第10番目に 書いた「アルジェのイタリア女」は、 2幕の オペラ・ブッファ(喜歌劇)で、青年期(21歳)の 1813年に作曲し、その年の5月22日にヴェネチアで 初演され成功をおさめた。
アルジェリアの都督のムスタファとその妻エルヴィラ、 イタリア女のイザベラと恋人のリンドロがからむ 朗らかで楽天性が盛り込まれた快く楽しいオペラである。
- 序曲 -
(管弦楽)ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 (指揮) チョン・ミョンフン ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|