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...... 2020年02月18日 の日記 ......
■ 《 賛美歌 》   [ NO. 2020021801-1 ] v

【 神はわがやぐら 】

ルター,マルチィン 〔独〕
(1483.11.10~1546.02.18) 63歳



宗教改革者のルターは、神聖ローマ帝国の
ザクセン選帝侯領アイスレーベンで
農民の子として生れた

宗教歴、思想史、文化史に大きな足跡を残し、
474年前の2月18日に生まれ故郷の
アイスレーベンで63年の生涯を閉じた。

ルターは、マグデブルク、アイゼナッハに学んだ後、
法律を学ぶためエールフルト大学に進んだ。

1505年に修道院に入り、2年後に僧職に叙階されたが、
カトリックの教義に疑問をいだき、1512年に
ヴィッテンベルク大学の神学教授に就任した。

その後、 教皇との対決で20年に破門となり、
ザクセン選帝侯フリードリヒ三世などの助力をえて
福音派教会の建設に努力した。

自分が明らかにした礼拝の4つの改革点 
1、聖書のみ 2、信仰のみ 3、万民祭司 
4、恩恵の手段としての典礼を具体化するために、
教会音楽の庶民化を図り、プロテスタント・コラールの
基礎を開くとともに、聖書、式文、歌詞の
見事なドイツ語訳をなしとげ、音楽と文学史上に
不朽の名を残した。

彼は人文主義的な教養の一部として、ラテン語を
重んじる一方、会衆のための歌においては、
徹底して母国語を重んじ、伝統的な聖歌や、
ドイツ民謡の改作による数多くの新しい単純で
力強いコラールを生み出した。

ルターが44歳のときに歌詞を書き、作曲をした
「われらが神はかたき砦」は賛美歌267番
「神はわがやぐら」としてルーテル派とプロテスタントの
伝統において最も歌われる愛唱歌の一つで
「宗教改革の戦いの讃美歌」と呼ばれている。

後に、バッハやメンデルスゾーン、ワーグナーなどの
作曲家が編曲して、それぞれの作品に使っている。



      (合唱)ドレスデン聖十字架合唱団
      (指揮)ルドルフ・マウエルスベルガー
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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