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...... 2020年01月20日 の日記 ......
■ 《 ロマンティック 》   [ NO. 2020012001-1 ] e_sy

【 交響曲 第4番 変ホ長調 WAB 104 】

ブルックナー,アントン 〔墺〕
(1824.09.04〜1896.10.11) 72歳    

アバド,クラウディオ 〔伊〕
(1933.06.26〜2014.01.20) 80歳 胃癌



イタリア出身の世界的指揮者のアバドは、
ミラノの音楽一家に生まれた。

2000年に胃癌で倒れたが、手術の結果が
良好でその後も活躍し、1990年にカラヤンの
後任として選出され、ベルリン・フィルハーモニー
管弦楽団芸術監督に就任し、2002年まで在任した。

2003年以降は、ルツェルン祝祭管弦楽団などで
活動を続けていて、2006年にはルツェルン・
フェスティバル・イン・東京の一環として
行なわれた公演で、ブルックナーの
「 交響曲 第4番」を指揮し、好評を得た。
2014年1月20日にボローニャの自宅で死去した。

ブルックナーの交響曲は、ベートーベンに範を求めた
形式感と、オルガンを想わせるような響きの分厚さ、
そして宗教的なたたずまいをもっている。

最大の交響曲作家として、世界的に評価されるように
なったのは、ブルックナーの死後20年もたった、
第一次世界大戦後のことだった。

ブルックナーの交響曲は9つある。
交響曲第1番以前に2つの作品を書いているが、
世間に発表することなく、書庫の中に秘めたままである。

50歳の時に作曲した第4番「ロマンティック」は、
ロマンにみちたドイツの森の気分を表現したものと
説明され、9つの交響曲中最も有名なものである。

完成の翌年の1881年2月20日に、リヒターの
指揮により、ウィーンで初演された。

「ロマンティック」という名称は、作曲者自身が
命名したもので、深い森の中から鳥の声や狩りの
角笛も聞こえてくる。

       第1楽章 Allegro molto moderato
       第2楽章 Andante quasi allegretto
       第3楽章 Scherzo: Vivace non troppo
       第4楽章 Finare: Allegro moderato



     (管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     (指揮) カール・ベーム
               ♪ 私が聴いた音源 ♪





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